〈 特 徴 〉
大 粒
山田錦は「磨ける米」
日本酒を造る時、酒米を精米して雑味になりやすい米の外側を削ります。通常、磨けば磨くほど、より雑味のないきれいなお酒に仕上がりますが、米は砕けやすくなります。
しかし、山田錦は大粒で砕けにくく、精米歩合を高めた吟醸酒づくりに適しています。
心 白
大きく、強い
酒米の中心部にある白い不透明な部分は「心白」と呼ばれます。
心白は粗いデンプン質で、麹づくりに役立つだけでなく、米の外側を削る日本酒造りではその大きさも重要です。山田錦は特に大きく、しっかりしているので酒造りに適しています。
酒が
つくりやすい
良い麹ができる
全国の酒造家や杜氏たちが口を揃えて言う言葉。「一麹、二酛、三造り」というほど、麹づくりは日本酒を造る上で最も大切な工程。
山田錦が備える、“良い麹をつくることができる性質”が、造り手たちから支持される理由です。